【blog】「伝える」って難しい!
こんにちは。
神戸の歯科技工所 株式会社いれ歯やさん 近藤です。
人とコミュニケーションを取る際、自分の思いや考え方を相手に伝えることは非常に重要です。
しかし、実際には伝えたつもりでも相手にうまく伝わらないことは日常茶飯事です。皆さん経験ありますよね?
個人的に、ここ2ヶ月ほどたくさんの研修に参加させて頂きました。
社内で社員のみの研修や、県外に出向いて社外の方との研修。
ほとんどの人が初対面の中、自分自身が伝える側になって行う研修など。
この間に関わった人は約200名。
もちろん、全員と会話するのはなかなか難しいですが、皆さんからたくさんの気づきや発見を頂きました。
①相手の立場を考える
こちらが伝えたいメッセージを相手にわかりやすく伝えるためには、相手がどのような背景や価値観を持っているのか理解することが重要です。
自分自身の「伝えたい」思いが強すぎて、相手のことを考えずに一方通行で喋ってしまうこともよくあります。
まずは相手が何を求めているのかを知ること。
自分自身を受け入れてくれる関係性を築けているのか。その上ではじめて、共感できる言葉や具体的な例を交えることで、伝わりやすさが向上するのではないかと思います。
②シンプルかつ具体的に
長い説明や抽象的な表現ばかりでは、相手が理解しにくくなってしまいます。
聞く側にとって、自分の知らない専門用語や技術的な言葉を永遠聞かされることほど、苦痛なものはないですよね…。
簡潔にまとめること。具体的な事例を挙げることで、相手がイメージしやすいように。
③聞く姿勢を持つ
ただ伝えるだけではなく、相手の意見や感情にも耳を傾けることが重要です。
相手を尊重して、意見や疑問に対して丁寧に答えることで、お互いのコミュニケーションを強化できると思います。
④伝える手段を工夫する
一つの手段に固執しない。文章だけでなく、ビジュアルで表現すること。グラフやチャートを活用することで、相手がイメージしやすくなり、効果的なコミュニケーションが可能になります。
上記の通り自分なりにまとめてみましたが、やはり「伝える」ことは難しいものです。しかし、相手の立場を考え、シンプルかつ具体的にまとめ、聞く姿勢を持ち、伝える手段を工夫することで、「伝わる」確率を高めることができます。
弊社では、ご縁があり最近5名の採用がありました。
それぞれの背景や価値観を持って入社された皆さんと、会社の方向性や考え方を合わせていくのはなかなか大変です。
自分たちの思いをしっかりと伝えていけるように、社員全員が常に相手目線で物事を考え、尊重する意思を忘れずに、円滑なコミュニケーションを築いていけるようにこれからも取り組んでいきたいと思います。
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